脳

食事などで舌で味を感知して、それが脳に伝達されるわけですが
味覚障害などでなければ、体で不足している物を
食べたり飲んだりすると「おいしい」と感じるそうです。
当然、要求もするわけです。

水分が足りなくなれば、喉が渇いて水分を取りたくなります。
糖分が足りなくなれば甘い物を食べたくなります。
他の栄養素もほとんど同じそうです。
「サラダ食べたいなぁ」とかだと野菜に含まれるビタミン類が不足してるってことですね。
普段嫌いなものでも、その栄養素が不足していたりすると
「美味しい」と本当に感じてしまうから不思議…

必要なものだけを要求するのなら、何故デブになるのか
理由の１つは「油」のせいです。
油は麻薬みたいなもので、常に「美味しい」と舌で感じてしまうそうです。
もちろん油単体では感じませんが
何かと混ざることで「美味しい」と感じてしまうんですね。
また、油を摂取することで脳に「満足感」が生まれるとのこと。
油を取ると脳が喜ぶわけですから
早食い、大食い、偏食などで摂取量が増えると
満足感を感じるラインが当然引きあがります。
「もっと油を！」と脳が指令を出してしまい
それが食欲に繋がってしまうんですね。

ダイエットを開始してから、よくある「ドカ食い」は
脳が満足感を感じてないことから起こるストレスによって
起こるんだとか…
当然、ダイエット中は徐々に満足感のラインは下がって行きますが
途中でそうなると、せっかく下がったラインがまた跳ね上がることに！
なので食べないダイエットはダメなんですね。
しっかりと必要な分は食べて、そのラインとの差を開きすぎないようにするのが大事です。


油以外にも満足感を感じることが出来る物もあります
それは「旨味」
俗に言う昆布やカツオなので有名な「ダシ」ですね。
和食は基本的にダシを使った料理がほとんどで
そこから摂取出来るアミノ酸が油のアミノ酸を似ているからだとか
「ダイエットするなら和食」と言うのはこういう意味もあったんですね。
ただダシは使いすぎると苦味などが生まれてしまい
普通は少量を使うものです。
なので油のように簡単に摂取出来るものではなく
完全に対抗出来るわけではない模様…
ただキノコ類にも同じ類のアミノ酸が多く含まれているそうなので
キノコはローカロリーですし、進んで摂取すると良いかもしれません。
キノコの味噌汁とかダブルで効くかも！？